キャリアアップを目指す

キャリアアップで次の仕事に悩んだら

キャリアアップしようというプロセスで、次の仕事をどうしようかなどと悩んだときは、あれこれ手を出し過ぎないで、今の仕事を完結することを第一優先にすることが、長い目で見れば最も適切な解決策になります。
人は長い間同じことをしていると、「こんなことでいいのだろうか」「自分にとって、もっと適切なものがあるのではなかろうか」などと迷いが出てくることがあります。自分の成長ということに強い意欲を持っていたリ、キャリアディベロップメントにまじめに取り組んでいる人ほど、そうしたことになりがちです。
その結果、気持ちが焦り、手当たり次第に別のことに飛び込んだり、人のやっていることが良く見えて落ち込んだりして、悪い結果を招来することになります。
誰しも、そうした狭間みたいなものは、一度や二度は経験することですから、そういう時こそ、じっくりと構え直し、今担当している仕事を完結することに邁進するのがいいのです。
ビジネス界のリーダー格で大手電機メーカーの社長を務めた方が、「仕事が人を育て、人が仕事を拓く」という名言を残してくれています。仕事をきちんと行うことで、自分という人間が育てられる、そうして育てられれば、育った自分が今度は新しい事業や領域の拡大、深掘りなどをしていくことができる、というものです。つまり、目に前のことを完結することが、いずれブレイクスルーしていくための知恵となり力となるというわけです。
海の向こうのビジネス界の大御所も同じようなことを言っています。「何かに対処するときは、自分が持っているすべてを総動員し、集中し解決に全力を尽くせ。そうすれば、それが次の新しいビジネスの力になる」
日本では、脚下照顧という言葉が昔からありますが、まずは自分の足元を固めるのが大事だということは、古今東西共通のことなのでしょう。